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何の日だかは言わない
2010.01.30 Saturday 23:19 | 小説
今日の仕事は一先ず上がりである。
帰投したサイキにお疲れさまと声をかけた桜子は、いつもより敏速にオペレーションルームを抜け出した。いつもは真っ直ぐにコーヒーコーナーへ向かう彼女だが、本日は珍しくロッカールームに寄り道である。
それでも誰よりも早くコーヒールームに現れることが出来たのは、ひとえに今日が少し特別な日であるからだろう。
サイキを待つ間は随分と傾いて色濃くなった夕日を浴びながら、両手でつつみ持っている小さな水筒を眺めていた。
微かに響く足音が徐々にはっきりとしてくる。いつものような様々な五つの足音ではなく、無駄のない速さの足音一つしか聞こえないことに僅かに苦笑する。
きっと、ガリブが気を利かせてくれたのね。
ココアに入れるスパイスのことで質問攻めしてしまったガリブに、心の中で謝罪と感謝を述べて、入り口で止まった足音に振り返る。
「他の奴らは、今日は来ないらしい」
そう言いつつ定位置に着くサイキを横目で見て、反応を想像しながらホルダーにインサートカップを重ねる。いつもの砂糖たっぷりのコーヒーではなく、粉をねって丁寧に作ったココアを持って来た水筒から注いだ。
途端、湯気につられて甘い香りが広がる。
再び反応を想像しながら振り返ると、ガラス越しに外を眺めていたはずのサイキが甘い香りにつられてかこちらを見ていた。常にストイックな雰囲気を醸し出す隻眼の目尻に、期待が押し込められているような気がする。
桜子はサイキの前にカップを置いてから向かい側に掛けた。
「どういう風の吹き回しだ?」
持ち上げたカップを緩やかに傾けたりしてココアを観察してるらしいサイキに、桜子の口調につい苦い笑みが混じる。
「ほんの労いよ。今日もお疲れさまって」
つい微笑んでしまいたくなるような台詞にサイキはふ、と目を細め、カップに口を付けた。
「どう、おいしい?」
「ああ」
カップの縁から桜子の笑顔がのぞいて、きと口元が緩む。カップで隠しつつもう一口含んだ。
甘みと温かさがじんわりと染みる。
瞼を下ろしてココアを味わいつつ、桜子のココア作り譚に耳を傾けていた。
ちょっと早めですがクリードのサイキ×桜子でVDネタ!
実は12月末日には思い浮かんでて、あまりにKY(季節読まない)だったのでちょっと置いて発酵でもさせておこう的なノリで書かずにいたネタをやっこら書き上げたので勢いで載せます。
やっぱこの二人は12話のコーヒー手渡すシーンみたいな信頼し合ってるからこそのほのぼのみたいなのがイイ(°∀°)!!
かわいいですサイ桜
しかしあれだな、最近直ぐに眠くなっていかんな。
この間なんか七時間半っていうとっても目覚めのいい時間は寝たはずなのに、午後には眠くなったり、もう死亡フラグですか分かりません/
あれか。最近また結構グロに走ってるので来てるのか。面倒でやなんですよねアレ。
ということで目が半分しか開かない東です。
眠いです。
寝ようかな。
そうだな。
明日はラストウィンドウ来るっぽいし。
寝よう。
帰投したサイキにお疲れさまと声をかけた桜子は、いつもより敏速にオペレーションルームを抜け出した。いつもは真っ直ぐにコーヒーコーナーへ向かう彼女だが、本日は珍しくロッカールームに寄り道である。
それでも誰よりも早くコーヒールームに現れることが出来たのは、ひとえに今日が少し特別な日であるからだろう。
サイキを待つ間は随分と傾いて色濃くなった夕日を浴びながら、両手でつつみ持っている小さな水筒を眺めていた。
微かに響く足音が徐々にはっきりとしてくる。いつものような様々な五つの足音ではなく、無駄のない速さの足音一つしか聞こえないことに僅かに苦笑する。
きっと、ガリブが気を利かせてくれたのね。
ココアに入れるスパイスのことで質問攻めしてしまったガリブに、心の中で謝罪と感謝を述べて、入り口で止まった足音に振り返る。
「他の奴らは、今日は来ないらしい」
そう言いつつ定位置に着くサイキを横目で見て、反応を想像しながらホルダーにインサートカップを重ねる。いつもの砂糖たっぷりのコーヒーではなく、粉をねって丁寧に作ったココアを持って来た水筒から注いだ。
途端、湯気につられて甘い香りが広がる。
再び反応を想像しながら振り返ると、ガラス越しに外を眺めていたはずのサイキが甘い香りにつられてかこちらを見ていた。常にストイックな雰囲気を醸し出す隻眼の目尻に、期待が押し込められているような気がする。
桜子はサイキの前にカップを置いてから向かい側に掛けた。
「どういう風の吹き回しだ?」
持ち上げたカップを緩やかに傾けたりしてココアを観察してるらしいサイキに、桜子の口調につい苦い笑みが混じる。
「ほんの労いよ。今日もお疲れさまって」
つい微笑んでしまいたくなるような台詞にサイキはふ、と目を細め、カップに口を付けた。
「どう、おいしい?」
「ああ」
カップの縁から桜子の笑顔がのぞいて、きと口元が緩む。カップで隠しつつもう一口含んだ。
甘みと温かさがじんわりと染みる。
瞼を下ろしてココアを味わいつつ、桜子のココア作り譚に耳を傾けていた。
ちょっと早めですがクリードのサイキ×桜子でVDネタ!
実は12月末日には思い浮かんでて、あまりにKY(季節読まない)だったのでちょっと置いて発酵でもさせておこう的なノリで書かずにいたネタをやっこら書き上げたので勢いで載せます。
やっぱこの二人は12話のコーヒー手渡すシーンみたいな信頼し合ってるからこそのほのぼのみたいなのがイイ(°∀°)!!
かわいいですサイ桜
しかしあれだな、最近直ぐに眠くなっていかんな。
この間なんか七時間半っていうとっても目覚めのいい時間は寝たはずなのに、午後には眠くなったり、もう死亡フラグですか分かりません/
あれか。最近また結構グロに走ってるので来てるのか。面倒でやなんですよねアレ。
ということで目が半分しか開かない東です。
眠いです。
寝ようかな。
そうだな。
明日はラストウィンドウ来るっぽいし。
寝よう。
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