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ひかり

「ありがとう!」
 差し出された花と少女の顔を見やり、グレンは小さく笑んだ。片膝をついて少女に身の丈を合わせてその白い花を受け取る。と、少女の背中からもう幾朶か同じ花がのぞいている事に気付いた。
 少女は勢いづけてお辞儀をしたかと思えば、今度はザジの元へ駆けて行く。
 同じように花を渡す姿を見て、もう一度小さく笑みをこぼした。愛らしい行動。少しだけ、今は亡き娘を思い起こす。
 悲しみに囚われてはいけないと、ふと視線を上げると、瓦礫に腰を下ろし体を休めていたマグニと目が合った。大きなガタイに厳つい顔をした大男が、少しだけ羨ましそうに花を見ていた。
 それが面白く、意地悪く片頬だけで笑ってみせると、マグニは羞恥心と不満からか、ぷいとグレンから顔を逸らした。自分は極悪だとでも言いたげな顔で大腕振って歩いている割には、とグレンは可笑しくて更に含み笑う。
 そんなグレンの視界の端から、少女がマグニの方へ駆けて行った。グレンから顔を背け、羞恥を追い払おうと躍起になっていたマグニは、声をかけられてやっと少女が傍らに立っている事に気付いた。
「おじさんも、ありがとう!」
 少しだけ驚いたような顔をしてから、刹那嬉しそうに眼を細め、そうして再び顔をそらしてしまう。ものの数秒もしないうちに少女を顧みて、まだ笑顔と一朶の花がむけられている事を確認すると、頭を掻いて仕方ないとでも言いたげにその花を受け取った。
「……おう」
 声色が少し照れている。
 少女はそれを読み取ったのか、更に満面の笑みを浮かべた。





どうも、我が部屋にTVとXboxが来てから、パソコンもいじらんとN3Ⅱばっかやってる東です/
バイト→N3Ⅱ→バイト→N3Ⅱ→N3Ⅱ→バイト→N3Ⅱみたいな感じで来てますけど、別にいいよねwwww
宿題とか全然終わってないけど、もはやなにそれ^q^wwの領域だものw←
ということで、時計台入った時のムービーでのマグニと少女の絡みに萌え、時計台クリア後のムービーのグレンと少女の絡みに萌えた結果がこれですw
文章書いたの久々すぎるのに時間ないからそのまま投下してしまえという相変わらずのスタンスでお送りしています。
マジで好きだわN3Ⅱ。Ⅰやってないけどw←
つかあれですよ、グレンの声が黒様、マグニの声が健太さんという時点で私一本釣りですどうもありがとうございましたwwwww
セフィアもザジもかわいっっすwwルフはまだよくわかんねwwww←
つかグレセフィかわいいね、くっついてもいいよあの二人!
つかマグセフィもマグザジもいいと思います!!マグニは攻めだけど振り回されてたじたじだとなおいいと思いまふwwwwwww
という訳で、これからお出かけなので語りもそこそこにこの辺であでう!
N3Ⅱ好きすぎて完全にテンション可笑しいけど気にしない。

あ、ちなみにN3Ⅱは完全に無双タイプのゲームでしたw
バッタバッタとなぎ倒す!感じがいいですねやっぱりwwwww


1/10追記
えええええええええムビでグレンに抱えられてたおにゃのこが、妹じゃなかっただと…!?
娘さんだそうでwやっべ妄想爆発したお☆←
あああまじ恥ずかしいやつですません。勝手に妹だと思ってましたつかでも年離れた兄妹まじかわああああああああ!!!なもんでwww←
しかし、娘だと知った瞬間落胆しましたが、何々娘…?
かわいいじゃまいか!むん!
少女の名前はリンと言うらしいですね!リンちゃんまじおいしいです^^^^^
ところで各ステージのボス戦鬼畜ですwww毎回二回はやられてこんてにゅーする私ってただゲームが下手なだけなんですかね?それとも攻撃こそ最大の防御なりぃ!なぞ叫んでガードもせんと緊急回避のみで敵の大群に突っ込んで行くのがダメなんですかね???
まあ、取り敢えず宿題は終わらずで死にます明日朝早く起きてやるんだ!きっと早く起きるんだ!だ!
色々とやりっ放しでゲームとバイトしすぎました反省しません!でも後悔はしています

うわあああああああん!orz

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ふれる、

「そういやさ、すみれさん髪伸びたよね」
 休憩室の質素であまり柔らかくはないソファーの背後で、青島君が動くのを感じる。そのわずかな風圧で髪が揺れるのを感じながら、私は暖かいコーヒーを飲んだ。
「そうね。ここんとこ忙しくて切りに行けなかったから」
 新しい湾岸署の新しい休息所。自販機も新しくなって少しテンションが上がったりもしたけど、こうして飲んでみると、やっぱりなんだか物足りない。
 なんだか、少しおいしくなっているのが憎らしかった。
「また切るの?」
 紙コップを傾けたりして角度を変えてはコーヒーを観察していた私は、青島君の言葉に軽く振り返った。数ヶ月前までは軽く動くだけでも揺れた私の髪は、長くなったせいで肩にかかってあまり動かなかった。
「ん。あんまり長いと邪魔くさいじゃない」
 それに、あの揺れる感じが好き。
 でも、わざわざ言うことでもないと再びコーヒーを口に含む。と、青島君が私の髪に触れた。
 びっくりして呑み込んだコーヒーのせいで、喉が異様に大きな音を立てた気がしたけど、それより今は青島君よ!
「ちょっと、勝手に触らないで。髪は女の命なのよ、ただなんて」
「あーじゃあ、この間の話しのレストラン。あれ連れてってあげるから、ね?」
「女の命買うにはちょーっと安いわね。おごり」
「オニ。じゃあ、代わりにプラスで涙、返すからさ」
 急に恥ずかしくなって、私はいたたまれずに青島君に振り向く。青島君は彼らしいけど彼らしくない、なんだか恋人でも見てるみたいな目で私を見ていた。なんだか胸が痛くなる。銃創じゃなくて、体でもなくて、もっと奥の方の私の胸が痛くなる。
「駄目っおごり! 係長になって、今少しゴージャスなんだからいいじゃない」
 ふいと顔を青島君から背けて、私は避難するように言った。
 だってずるいじゃない。結局青島君はずーっと触ってた。私の髪。
「へいへい」
「さーて、どこにしようかなあ……」
 手元に雑誌がないから、噂の有名店を次々と思い浮かべる。
「貴方様の仰せの通りに」
 嫌々恭しく言ってる癖して声色は楽しそうだなんて卑怯よ。
 ため息を吐きたくなって、背もたれに首をかける。と、青島君が少し驚いた顔して、そして小さく笑む。
 ガキみたいな笑みに私はすっかり怒気を吸い取られてしまい、小さく小さく息を吐いて、それから少しだけ笑んだ。
「うむ、くるしゅうない」
「なんで殿様」
 今度は二人して笑って、なんだかもういいや。私はそう思った。




どうも、OD3見てきましたよな東です/
その後バイト先より支援要求が入り、予定より三時間多く働いてきて……ということでかような時間に。つか土曜なんとかでOD2ちょこっと見てたせいもあるんだけどなwww←
(OD2は「やっぱり愛してる」がやっぱり最高でしたwww)
ということで、OD3 ヤツらを解放せよ!のカップラーメンもって並ぶ二人の会話が禿げるほど萌えたので青すみ書いてみた!
「私も青島君に言ってないことあった。あのね、青島君」
「なんだよっ!?」
あの会話のシーンがにまにまww青島は少し裏返って不機嫌みたいな声になってたのがとてもよかったですwww
はぁ……すみれさんいいおんなすぎる。美人
あと、外部スピーカーのシーンも!イイ(˚∀˚)!!
青島はすみれさんがどんな気持ちか見抜いてそうだなあって思ってたからktkr!!ってなって最後の開署式の時はwktkしてましたよwwでも青島は室井さんとこ行っちゃってぬーん。
「どうやって返すの?」辺りはふぉおおおおおオ!!ってなってた私をどうしてくれるんだ!←

という訳で、なかなか楽しかったですよ。
ストーリー的には詰め込みすぎた感がありましたが、長年踊るファンでありシリーズ全作品見てるって人にはニヤリ、な小ネタが沢山で面白かったです。
つか実行犯があの時の子だったとは……。なんか、やりきれないよね。中の人的な意味じゃなかったら
とりあえず、灰島弁護士と工藤刑事が出て来なかったのが残念です。例の親子とか、ボクシングしてる人とかは出てきたのにwww

私が書いたのはあれですよ。あんなことがあったから、ちょっとは仲良くなってればなって!
でもあんなことがあったからすみれさんはちょっといろいろ考えてしまって、青島とあんまり話せないとかそんなん。
もはや思いつきで書き上げたので結構あれですがしかし曝す!それが東クオリティー!!←

そんな感じでそろそろ寝なあかんので失礼。
踊る次回作有のにほひがするのは気のせいじゃないよね!?

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黄口の恋


 本能寺を訪れて以来、常に胸の奥を焦がす思いが俄ごしらえほどにあり、不完全であまりに抽象な感情が余計に苛立たしくもあった。
 その艶姿を思い出す度に腹の底が焼ける様に痛み、かと思えばその中に格別甘い、何か微睡みの様な心地よさを見出してしまう。それがいつなんどきか、己の都合など考えずに起きる為、いつか失態をおかさなければ良いのだがと妙に苛立ってしまうのだ。
 今ですら、己の集中に欠けると稽古場を貸し切って素振りに打ち込んでいるというのに、黒く美しい蝶を思い出しては、僅かに劣情が沸き上がっては疼く。
 思えば思う程に欲望ばかりが膨れ上がり、思わなければそれはそれで、安い欲望が強く滲み出てしまう。
 どうしようもない感情が体内をのたうち回る。吐き出した息が熱いのは素振りのせいだと思いたかった。
 刀を持ったまま、薄暗い稽古場から月明かり照らす外へと出た。
 むわっと蒸した空気に小さく顔を顰めてから、月光の美しさに目を遊ばせる。濃紺の夜空が彼の奥方を彷彿とさせ、胸の中枢をやわり圧迫される心地がした。
「濃姫、殿」
 つい呟いてしまった声が情けなく、その名の響きだけで気分が高揚する己が尚更に情けない。
 草履も引っ掛けずに回廊から地面へと降りて、蒸しているせいか湿っている土草に白い刀を力のままに突き刺した。人を斬るより軽快な音がして、切られた草が音もなく地に落ちる。
「……、」
 夜の暗い土草の色の中で、青白くさえある鋭い刀身の跳ね返す柔らかな光が、まるで彼女のようだ。
 豪傑らの蠢く戦場を双銃のみで駆け回ると聞いて、始めはどんな恐ろしい女かと思っていたが、実際はただの美しく弱い女なのである。
 その美しい女が、いまは亡き魔王を今だ愛してやまないのだ。
 口惜しい。
 突き刺した刀の柄を握り、更に強く押し込んで、しかし微動だにしない刀身にこの恋の行方を占われた気分になった。
 わかっている、だなんて思えはしても納得は出来ない。
 気分を落ち着けようと小十郎はその場で胡座を掻き、目を閉じてひと呼吸吐いた。ゆっくりと目を開け、上げた視線の先には般若がいる。
 焼刃に映る顔は、酷く恐ろしい表情をしていた。



随分前に書き出しだけ書いといてぽいされてた小十→濃を書き上げてみた/
ちなみにグルーヴンドラゴンを読んでると状況よくが分かるかと。
小十郎は政宗にかかりっきりで恋とかろくにしてないといい。特に濃姫相手の場合は。
そんで、自分中でもんもんてして、あーうーあ゛ー!って爆発しちゃって濃姫に突撃しに行くといいよ!
と、久々なのでどうかなーと思ってたら思ってた以上に筆っつか指/が進みました
このペースならいろいろいける気が……する、かも。←

という訳で生存確認でした!

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貴方が悪いんです

「戻りましたよー。秋山さん、帰ってますかあ?」
 韓来の袋を事務所の入り口に置いて外で肩の雨粒を払う。自然と出てしまった溜め息は白く色付いて、ゆっくりと昇りながら消えていく。
 扉の横に立てかけてある二本の傘が目に入った。傘も持たずに出かけていった秋山が少し気がかりて、握ったドアノブが小さな音を立てる。もう一度小さく息を吐いて、事務所に入った。
 応接ソファーの上に袋を仮置きして、テーブルの上の雑誌を片付ける。そこに特上カルビ弁当を広げ、箸を付けようとして、止めた。
 あと少しだから先に仕事を片付けてしまおう、なんていうのはただの建前だった。本当は秋山を待って、二人で食べたいと思ったのだ。
 まあ、なんていじらしい私。自分を皮肉って腰を上げる。蓋をして自分の事務机に着いて時計を見ると既に二十時を回っていたが、それでも花は事務を片付けてしまおうとコンピュータの電源を入れた。
 とはいえ、仕事の速い花である。一時間も経つ頃には、仕事全てが終わってしまっていた。元より残っていた仕事も少なく、なるべくゆっくりと取り組んでこれである。花は自分の有能さに苦笑して、再度時計を見た。
 まだ九時、だけどもう九時。
 すっかり冷えてしまっただろう弁当に視線をやって、空いたお腹に手を当て。花は一度電話を入れてみることにした。
 鞄から携帯を取り出して、電話帳から番号を呼び出す。聞き慣れたコール音に耳を傾けていた花は、暫くして現れた女性の声に溜め息をついた。伝言も言わずに通話を切る。予想通りの留守電だった。
「あーっもう! 知りません!」
 花はソファーに戻ると、特上カルビ弁当に箸を付ける。わざわざ秋山の分まで買ってきてしまった自分の健気さに腹が立って、結局二つとも平らげてしまった。





花ちゃんがああなったのはきっと社長のせいなんですwww
龍が如く4の秋花がかわいすぎてソフト買ってすらいないのにフライングして書いちゃいました!
もうね、秋花かわいい。
花は秋山の分も出前したりしてしかも秋山の帰りを待ってるんだけど、帰ってこないから夜遅くに二人前!なんていうよくない食生活になって、って感じに花ちゃんが秋山のせいで太ってしまったらかわいいなあって。
つか花ちゃんが最終的に痩せると聞いて、花ちゃんはずうっと秋山に憧れてたと聞いて、私妄想が止まらないのですがwwwww
かわいいよマジで!
はあ……早くやりたいよ4……
なんかもう、3やる前でもいいんじゃねとか思ってきた/

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