それは大したことない日常

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検索かけたらスレ見つけて、それ見てたら、なんだろう。とてもいい作品故に読む人を選ぶ、と言うべきなのか。だったら最近の少女漫画は何なんだろうと思ってしまう東です。
だって、結構それ系のものは溢れてる。
所謂同人系のえろならそれこそいっぱいあるだろう。あれは禁忌を好むから。
でも、少なくともラブを好む少女漫画で、兄妹ものを（それも私にはどうしても単純に見える）どろどろでやる。なにか、違う。と思う。
人は禁忌を好む割りに、体面を繕ってそれを嫌う傾向があるように思える。
だから漫画と言う二次創作で美化された禁忌を好み、現実のリアルな禁忌を忌み嫌うのか。
だから、恋風が嫌煙される。
あれはそんな簡単に片付けるには、その表面に貼られたレッテルだけで判断するには、すごく惜しい作品な気がする。
そもそも聞いたところによれば、原作も結果論として近親相姦となった訳で。アニメでは急ではあったけど、それの前の二人の心の動きがあった上で、運びとしては凄く自然だとは思うよ。
そこに兄妹と言う境界がなければ、極普通だと思う。まあ、年齢差は考慮してないけどさ。
しかも、「近親相姦」って言葉には、なんとなく暴力的なイメージがあるように思えて。だから、その言葉で説明されている所為で読者が減ってしまうのには、凄く勿体ない作品だと思うなあ。
確かに取り上げているテーマは重くて複雑かもしれないけど、だからこそ深く考えることが出来るし、あの感情の流れは見ていて矛盾無くて、珍しくすーっと見れるものだったから。

友人に勧めたいが、どうしようか凄く迷う作品だなあ。
取り敢えずもう一度お薦めしておきます。つ「恋風」

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